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2010年8月14日土曜日

9・11跡地近くのモスク建設、オバマ氏が支持表明

9・11跡地近くのモスク建設、オバマ氏が支持表明
ワシントン(CNN) 2001年9月の米同時多発テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地の近くにモスク(イスラム礼拝所)建設が計画され、米社会で賛否が分かれている問題で、オバマ米大統領は13日、イスラム教徒はほかの米国民と同様、自らの宗教を実践する権利を持っていると述べ、モスク建設を支持する考えを明らかにした。

ホワイトハウスで催された、イスラム教断食月(ラマダン)入りを祝う夕食会「イフタール」で表明した。大統領は、イスラム教徒が持つ権利にはニューヨークのマンハッタン地区の私有地に礼拝所を建設することも含まれると述べた。

オバマ大統領の発言を受け、モスク建設を容認していたニューヨークのブルームバーグ市長は、宗教の自由を守る立場を示したものだと称賛する声明を発表。一方、モスク建設に反対するニューヨーク州選出のキング連邦下院議員は、大統領がこの問題でなすべき事はテロで亡くなった犠牲者の遺族の心情を思いやり、イスラム教指導者にモスクをテロ現場から遠ざけることを説得することだと批判した。モスク建設反対派からは、オバマ氏はイスラム聖戦主義者の側に立ったと酷評する意見も出ている。

CNNとオピニオン・リサーチ社が最近、共同実施した世論調査結果によると、米国民の約70%がモスク建設に反対し、賛成派は29%だった。

大統領は夕食会で、同時テロは米国にとって深いトラウマ(心的外傷)を残したとし、テロの爆心地周辺の開発に絡む敏感な感情は認め、尊重しなければならないと指摘。テロで肉親らを失った市民の心痛などは想像出来ないほどのものだろうとし、モスク建設が引き起こした心情は理解出来るとも述べた。

その上で「ここは米国だ。宗教の自由の尊重が揺らいではならない。すべての宗教の信仰者がこの国では歓迎され、政府によって異なる処遇を受けないとの原則は、米国人にとって要となるものだ」と強調した。また、同時テロを起こし、今も米国への攻撃を謀議する者とは極端に性質の異なるイスラム教徒を排斥しないようにも呼び掛けた。

モスクは貿易センター跡地から3ブロック離れた敷地に総工費1億ドルを掛けて建設する13階建てのビル内に造られ、開発業者はビルをイスラム教のコミュニティーセンターと呼んでいる。500席の芸術センターや講堂、展示室、プール、ジム、料理学校、レストランやイスラム教徒用の礼拝室も備える。

この中で同市の歴史的建造物保存委員会は今月3日、モスク建設予定地に現在建つビルの建て替えを全会一致で容認する決定を下していた。モスクが入るビルの開発業者は11日、建設予定地を州政府保有の別の場所へ移転させるとのパターソン・ニューヨーク州知事の申し出を断っている。

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